令和7年7月7日(月)13時より、協会会館2階にて熱中症予防指導員・管理者研修を開催しました。
受講者:39名
講 師:佐藤 孝夫 氏(有限会社エス・エーサービスセンター)


令和7年6月1日から労働安全衛生規則の一部改正に伴い、熱中症の発生リスクが高い作業を行う場合の措置が新たに義務付けられたことを受けての開催となり、作業管理に関わる方など多数の受講者が熱心に説明を受けました。

研修では、WBGT測定器の使い方、WBGT値の意味、基準値に基づく評価、現場の作業環境管理についての詳しい説明がありました。
厚生労働省の基準によると、WBGT値が28度以上または気温が31度以上の環境下で、連続1時間以上または4時間を超えて実施が見込まれる作業においては、熱中症予防対策の強化がもとめられます。

熱中症予防対策として腕に装着して、気温・湿度・体温等を測定し、危険な状態になった際は音や振動で知らせる器具の紹介がありました。
受講者は、熱中症に対する基礎知識と現場での対処法等を学びました。
後日、受講者には㈲エス・エーサービスセンターから、熱中症予防研修の資格証が交付されました。