造園CPD制度

造園CPD(継続教育)制度とは

CPDは、最新の技術を身につける、専門性を深める、知識の幅を広げるなど、技術者が日々学びながら能力を高めることを支援し、その結果について第三者証明を行う制度です。
Continuing Professional Developmentの略で、継続的に専門能力開発=継続教育を意味しています。
公共機関が活用する工事実績情報サービス(コリンズ)でも平成17年4月より登録項目としてCPDが追加され、造園CPD記録の登録が可能になりました。技術者本人や、雇用している企業の客観的評価基準としても注目されています。
造園CPD制度は、(公社)日本造園学会の公益事業として、日造協・造園連をはじめとする造園関連約30団体で構成する「造園CPD協議会」で実施されています。また、土木、建築、技術士等の「建設系CPD協議会」との連携もはかられています。

造園CPD制度は単位制

CPDの内容等により単位数や算出方法が設定されている。毎年度ごとに各技術者が実施時間などを単位としてためます。年間50単位の取得を推奨しており、具体的には次のような取組みが単位の対象となります。(一部抜粋)

◎研修会、講習会などCPD制度「認定プログラム」への参加(例えば、造園連のセットメニュー講習会、新技術講 習会、造園シンポジウム、造園工事基幹技能者認定研修会、海外視察研修、国際博や全国都市緑化フェア、エコ グリーンテックの視察など)
◎庭園展への出展、庭園コンクールでの表彰
◎訓練校や専門校などで講師を務める
◎市民向け剪定講座などで講師を務める
◎造園工事の表彰
◎造園に関わる執筆(造園連新聞への寄稿、その他専門誌への寄稿、本の執筆など)
◎OJT(職場内で技術技能や安全管理等に関わる研修など)
◎自己学習(専門誌等の購読、認定プログラム以外の講習会等の受講など)

造園CPDに登録するには

造園CPDを活用するには、会員登録が必要です。会員の種別は3つあります。

「会員-1」:個人として構成団体の会員の場合(年会費の個人負担額は0円)
「会員-2」:所属する会社が構成団体の会員の場合、
      または構成団体の指定する資格を保有している場合(年会費2,500円)
「会員-3」:通常会員(年会費4,000円)

※造園CPD制度ホームページに詳細・最新情報が掲載されています。
 http://www.lacpd.jp/01top.html(←ここをクリック)