「植栽基盤診断士」は、植栽基盤・土壌・植物・植栽に関する知識と経験があり、土壌調査・診断結果をもとにした処方能力を総合的に備え、植栽基盤整備“植物が良好に育つ土壌環境”を整える専門家です。
植栽地の改良提案をするためには、現場調査・土壌の物理性・化学性の診断・排水性の確保・植物の性質や植栽工法・経済性の比較など施工者側の植栽基盤に関する高度な知識と技術が要求されるため、植栽基盤に関する質の高い技術者を育てていくことが必要なことから、研究の集大成と植栽基盤整備の十分な知識と技術力の向上を図るため、(一社)日本造園建設業協会が「植栽基盤診断士」資格制度を創設、認定を行っています。
■ 植栽基盤とは
「植物が正常に生育できるような状態になっている地盤」だけを示す用語であると定義しています。
植栽基盤には下記の事項が必要です。
1.十分な深さと広がりを持つこと
2.物理的条件として
○良好な透水性
○適度な硬度
○適度の保水性
3.化学的条件として
○生育に障害を与える有害物質を含まない
○適度な酸度
○適度な養分量
一般社団法人日本造園建設業協会 植栽基盤診断士 (jalc.or.jp)より
■ 更新手続きについて(※5年毎の更新が必要です)
植栽基盤診断士認定試験に合格し認定登録することにより、「植栽基盤診断士」の名称を使用することができます。
合格後に認定登録を行わなかった場合、および有効期限が切れた場合は「植栽基盤診断士」の名称を使用できません。「植栽基盤診断士」資格の有効期限は5年です。
一般社団法人日本造園建設業協会 植栽基盤診断士 (jalc.or.jp)をご確認ください。
■ 今年度の開催について→https://www.jalc.or.jp/syokusai/syokusai03.html#page02